「ろう者」の亡き父とのストーリー~初心者こそマスターすべき日本手話~
2025/02/07
【「ろう者」の亡き父とのストーリー】
こんにちは、
『はじめまして!オンライン手話留学』の原田です。
今回は、今は亡き「ろう者」の父とのストーリーを
ほんの少しだけお話します。
父は、いつも真面目で家族にやさしい
「ザ・理想のお父さん」といった感じの
人でした。
(思い出すだけで涙が止まりません)
私が子供のころ「外で遊びたい!」と思って外を見ると、
大雨が降っていて「つまらないなあ」と独り言を発していたと
思うのですが、
それを見ていた父が
「外、雨」と手話で話していて
「雨」の手話を見た私は
”本当に雨が降っているみたい!”と
父の真似をして一緒に
『雨』の手話をしていました。
そこから一気に「手話」に興味を持ち、
父に手話を教わりながら
気付けば自然に
父と手話で会話ができるように
なっていました。
しかし、一歩外に出れば
周りは声で話している人たちばかりで
自分の置かれている環境との違いに
幼いながら”違和感”を感じていました。
ある日、プールへ遊びに行った時、
私は泳ぐのがあまり得意ではなく、
溺れてしまったことがあって
親が聞こえないばかりに
「聞こえる」大人に助けてもらいながら
「聞こえない」父は、自分の娘を助けてくれた
大人たちに「ありがとう」を手話で話しながら
私に「ごめんな。」と言い、抱きしめてくれたことを
今でも覚えています。
今思えば、
。背の低い人がいれば、背の高い人もいる
・眼鏡をかけている人もいればかけていない人もいる
と同様に
”聞こえない人も聞こえる人もいる”ことが
「普通」であることが理解できるのですが
当時、まだ子供でそこまでの理解がなかったと思うのですが
「聞こえる親だったら・・」と思ってしまい、
でも父には言えず・・
おそらく、コーダの人なら誰もが一度は
抱いたことのある感情ではないかと
思います。
今、父は天国にいますが
「常に感謝の心を忘れない、情の深い」父であったことに
感謝すると同時に
”私は父の娘で幸せ者だな”と感じています。
「手話」がご縁で繋がった人たちとともに
手話の魅力を伝え、広めていく活動を
私なりに精一杯行いながら
いつか、私がこの世を去る時が来たら
父と語らいたいなあ。
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